6年間のありがとう
天皇杯決勝。ケンタエスパルスの最終日。勝って勝ちロコとケンタを胴上げしたかった。骨折で出れなかったひょーどーにカップを掲げさせてあげたかった。
でも、できなかった。
優勝には何かが足りないんでしょう。これはシルバーコレクターと言われたケンタがよく言っていた言葉。
結局、最後までその何か、はわからないまま終わってしまった。
試合は立ち上がりこそ良かったものの前半は完全に鹿島のペース。特に1点取られてからは空回り、というか繋がらない。
このまま終わってしまうのか。
正直そう思った。
しかしハーフタイムにケンタから最後のゲキがとんだんだろぅ。後半は攻めのサッカーをしていた。
そんな中でのヨン様の餞別ゴール!!
これで行ける、って思ったんだけどなぁ。
結局去年1年間言われ続けてきたセットプレーからの失点。
ケンタエスパルスは最後までシルバーコレクターになってしまった。
ケンタらしいサッカーだったかもしれない。
先制点を取らないと、やっぱり負けてしまう。気持ちだけが空回りしてたのかも。
ともあれこれで6年間のケンタエスパルスはフィナーレ。
これからまた移籍で悲しい思いをしなくてはいけないだろぅ。
多分、今年は残留争いも覚悟しなくてはいけないだろぅ。
でも、チームは生まれ変わろうとしている。
赤ちゃんを育て、見守っているように。
私たちも新たなエスパルスを見守っていかなくては。
ともあれ今日はただ一つ。
ケンタさん、本当にありがとうございました。選手起用や交代など、疑問もいっぱいあったけど。今のエスパルスがあるのは、優勝争いが出来るチームになったのは。ケンタのおかげです。
監督として一回り大きくなって。また帰ってきてください。
我々サポはそれまでエスパルスを応援し続けていきます。